ブックメーカーではアービトラージとよばれる、投資手法を使うことができます。

これは簡単で確実に利益が出る方法となっているので、必勝法とされていますが理屈としては正しくても確実性に乏しくまた利益もそれほど大きいわけではないので、あまり実践的な方法とはいえません。

アービトラージとは一体どのような方法かというと、簡単にいえば特定の賭けに対して全ての組み合わせに、賭けた時に払い戻しがプラスになる組み合わせを見つけて賭けるという方法になります。

野球で言えば、ホームとビジターの両方のチームに賭けた時にどちらのチームのオッズも2.01倍以上つくのであればどちらが勝っても必ず利益が出るという仕組みになるということです。

ブックメーカーはそれぞれ業者ごとによってオッズが異なりますし、賭けた時点のオッズで払い戻しが受けられますから、この状態になった時に賭けが成立すれば利益が出ることになります。

しかし、オッズは常に変動をしていますから賭けようとしている時にオッズが変動してしまうと、利益が出る状態が解消されてしまうことになり、また成立しても儲け自体はそれほど大きなものではないのでそれほど旨味のある投資手法ではないのです。